石原慎太郎氏死去 毀誉褒貶が相半ばする“暴走老人”が遺した文句ナシの功績

 作家として、そして政治家として世間の注目を浴び続けた石原慎太郎氏が2月1日に亡くなった。名優・石原裕次郎を弟に持ち、「裕次郎の兄です」と自己紹介することもあった石原氏だったが、その存在感は稀代の映画スターをも凌駕するものだった。「石原氏は、一橋大学在学中に発表した小説『太陽の季節』(新潮社)で芥川賞を受賞し、原作と脚本を務めた映画『狂った果実』(1981)…

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